私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

「琴音ちゃん、トランプしよー?2人じゃつまんない!」

「いいよ。なにする?」

「うーんババ抜き!」

そんなこんなでババ抜き大会に参加すべく、麻夏くんの正面に座り、3人で机を囲む。

クーラーが掛かっているお陰で暑さにへばることなく遊べる。

海からはしゃぐ声も聞こえたけど、羨ましいとか思わなかった。

「何やってる」

ババ抜きから始まったトランプは、ありとあらゆる遊び方をしていたけど、不意に耳元で声をかけられてビクッとしながら振り返る。

いつからいたのか、全然気づけなかった。

ジャージ姿の季龍さんが驚いた私を面白がるように口角を上げていた。

「季龍さんこそ、海行ってなかったんですか?」

「あ?あんなめんどくせぇとこ行かねぇよ」

確かに、季龍さんがいけば大騒ぎになることは目に見えてる。季龍さんにとっては鬱陶しい以外に感じることはなさそうだけど…。
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