私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)
「ねぇ、永塚くんもやろうよ。トランプ!」
麻琴さんの言葉に、季龍さんはそれまでの表情を一転、眉間にしわを寄せてしまう。
ダメだよね。
多分一緒に着いていかないといけないだろうって判断して、立ち上がろうとしたけど、私の隣に回ってきた季龍さんは腰を下ろした。
その行動に、私はもちろん誘ったはずの麻琴さんまで目を瞬かせる。
「やるんじゃねぇのか」
「え?…あ、あぁ!うん!!」
季龍さんに促されて麻琴さんは我に返ってトランプを混ぜ始める。
…季龍さん、どんな心境の変化?
チラッと横顔を見ると、それに気付かれたのか季龍さんと視線が重なる。
「なんだ」
「季龍さんも、トランプするんだなって…」
「お前は俺をなんだと思ってるんだ」
そうは言われても…季龍さん同級生ってあんまり思えないからなぁ。