私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

「こいつか」

「はい…」

「何言われた」

それは言わなくてもいいような…。これくらい、自分で撃退出来ないと…!

とか思ってる間もなく塞がれた唇。酸欠ギリギリまで離されず、やっと自力で立てるようになったのに逆戻りだ。

「言わねぇなら、その口塞ぐぞ」

「…もう塞いでるじゃないですか」

「言わねぇの?」

また近づかれたことに逃げ腰になったのは、しっかり気づかれていて腰に回された手の力が増す。

「…脅されました。明日、一緒に回らないなら、昨日季龍さんに会いに行ったの先生に言うって」

「は?」

季龍さんは予想外もいいところなのか、驚いた顔をする。

そりゃそうだよねぇ。こんな子ども染みた脅しなんだもん。…まぁ、子どもなんだけどね。
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