医者恋シリーズ 俺様ドクターのとろける独占愛


夜勤三人のうち一人の先輩はトップバッターで仮眠中。

もう一人の先輩は授乳対応に出ていて、ナースステーションには私と天笠先生の二人。

コールに出ようと駆け出すと、それを先に取ったのは天笠先生だった。


「関東医科大学付属病院小児科……四歳、女児。意識レベルは――?」


駆け寄すぐそばで聞き取りを見守りながら、緊張で鼓動が高鳴っていく。

すぐに「受け入れ可能です」と返事をすると、天笠先生のレンズ越しの険しい目が私の顔に向けられた。


「喘息発作の四歳女児が救急搬送されてくる。酸素吸入の用意と、ベネトリンをネブライザー吸入する」

「はっ、はい!」


やたら威勢のいい声で返事をし、指示に動く。

受け入れの準備が整ったところで両親に付き添われた患児が搬送されてきた。

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