医者恋シリーズ 俺様ドクターのとろける独占愛


「それから、大人を“ちゃん付け”で呼ぶのはどうかと思う。やめるように」


私がまごまごしながら巻いていた包帯をあっさりと巻き終え、「よし、いいぞ」とのぶくんの腕から手を離す。

私がえ?え?と狼狽しているうち、そのままベッドを離れ、颯爽と病室を出ていってしまった。

ちょっと、一体なんだったの?!


一部始終を目撃した航くんや他の二人が、のぶくんのベッドへ集まってくる。

航くんが「何、今の新しい先生?」と病室の入り口を振り返った。


「なんだよ、ちょっと背が高くてイケメンだからって、あの上から目線」


不貞腐れたようなのぶくんの言葉に、航くんが「とか言って、のぶビビってたじゃん」とツッコミを入れた。


確かに、長身イケメンだった……って、そうじゃなくて!

急いで子どもたちから体温計を預かり、記入をしていく。

とりあえず一旦ナースステーションに戻ってみようと足早にカートを押した。

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