ダメ。俺のそばにいて。
そのワクワク気分のまま、そっと教室に足を踏み入れる。
シフトは三等分に分けられているから、クラスの3分の一くらいはもうコスプレしていて、そんなに恥ずかしさはない。
そんなことを思いながら、とりあえず茉優を探すそうとしたら、パッと大きな目に見つかる。
「星玲奈〜!?待って、すっごい可愛いっ!!茉優、一瞬誰かと思っちゃった!」
ぴょんぴょんとかわいく反応する茉優に、良かったぁ…と安心する。
真音とか藤田ちゃんはああ言ってくれたけど、やっぱり茉優に言われると1番嬉しい。
「やーーっば、星玲奈ちゃん超似合うじゃん〜、可愛い。」
「あ、難波くん、ありがとう。」
「でも、星玲奈ちゃんの可愛さを知ってるのは俺だけでよかったのになぁ〜。まあ、こんなに可愛い赤すぎんが見れたからいっか〜。」
やってきた難波くんがニコニコと微笑む。
相変わらずプレイボーイ発言だけど、今日の私の気分を浮つかせるには威力抜群ですね!