俺の嫁になれ~一途な御曹司の強すぎる独占愛~
ただ茹でるだけなのに、緊張する。
それにしても綺麗なキッチンだ。
食材や器具も揃ってるし、黒崎君結構料理するんだなあ。
いや……それとも、彼女が揃えたとか?
ああ〜、もう考えるな。
いるかどうかもわからない彼の恋人のことを考えて落ち込むのは嫌だ。
苦笑しながら冷蔵庫をチェックする。
「うわぁ、野菜とかお肉がいっぱい。しかも、ラムチョップとかオシャレな食材があるよ」
庶民の冷蔵庫とは違うね。
しばらくして黒崎君が有名ブランドらしき部屋着に着替えて戻ってきた。
「サラダとかも作っていい?」
キッチンに立つ彼に許可を求めれば、珍しく首を縦に振る。
「ああ。冷凍庫に冷凍スープも入ってるから、それも使っていいよ」
彼に言われて冷凍庫を開ければ、高級ホテルの冷凍オニオンスープがあった。
「すごい!こんなのあるんだ」
冷蔵庫を見てワクワクしたのは初めて。
オーブンも性能良さそうなのがあるし、羨ましい。
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