俺の嫁になれ~一途な御曹司の強すぎる独占愛~
酔ってしまえば黒崎君のことを思い悩まずに済む。
「はい、もっと飲みましょう。酔っても僕が送って行くから大丈夫ですよ」
後藤君が優しく微笑むと、美樹がギロッと彼を睨みつけた。
「後藤君、全然酔ってないよね?送り狼にはならないでよ」
「人聞きが悪いなあ」
ハハッと後藤君は爽やかに笑う。私も彼を弁護した。
「後藤君にだって選ぶ権利くらいあるよ。私なんか襲わなくても彼はモテモテなんだから」
ああ……お酒の力だろうか?
身体がふわふわしてきて気分も明るくなってきた。
「もっとビール欲しい」
ふにゃーっとした笑顔で後藤君に強請った。
許容量を超えているが、そんなことはどうでもいい。
明日は土曜だし、仕事もない。
たくさん飲んで酔えば、それだけ楽しく過ごせる。
「お酒っていいね。酒風呂に入りたいぐらい」
ハハッと大笑いして、今度はジョッキを一気飲み。
「おっ!桜井さん凄い!惚れ直しました!」
< 39 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop