俺の嫁になれ~一途な御曹司の強すぎる独占愛~
「……相変わらずつれないな。まあ、そこがいいんだけど」
高校の時から毎日のように告白しているが、振られ続けて早九年。
このままだと恋人いないまま一生を終えそう。
あっ、縁起でもない。
ブンブンと頭を振ると、彼の後に続いて営業部に向かった。
私の席は奥の窓際の左端の席で、黒崎君は私と同じ島の一番右端の席。
自席に着くと、まずPCを立ち上げながら、机の上に溜まった書類を整理する。
すると、同期で親友の美樹がやって来た。
「おはよ」
美樹はカフェでテイクアウトしたコーヒーを机に置くと、欠伸をしながら席に着く。
アッシュブラウンのショートヘアがすごく似合っている彼女は、石田美樹、二十五歳、彼氏持ち。
背は百六十で、小顔で手足が長く、私の理想のプロポーションですごく羨ましい。
「今日も彼のとこから出勤?」
メールを開きながら聞くと、美樹はコーヒーを口に運びながら頷いた。
「まあね」
彼女の彼氏は、うちのシステム部にいる同期。
メガネ男子で、なかなかのイケメンだ。
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