絶対に守るから。
自信があればどれだけ楽になるか。ヘゥインの力もエレナードの力も信じ、二人に合わせて動く事が出来れば命を守れる確率が上がるんだろう。でも、二人の息は合っているけれど二人の間に入る勇気がない。二人の息を乱してしまうんじゃないかと不安だった。下手に動いて二人の息を乱し、今よりも二人を危険な目に合わせてしまうのが嫌なんだ。
いつもの笑顔で俺の所に来たヘゥインはどこか悲しげな雰囲気をしていた。何があったのかはよく分からないが、村の人たちに何か言われたのは事実だろう。エレナードにはヘゥインを傷付ける度胸がないからな。でも、何を言われて傷付いたんだろう。
「ウィル・・・」
「何か言われたのか?」
目を伏せ、小さくため息を吐いた所を見ると図星だろう。図星だった時によくため息を吐く癖があるもんな。
いつもの笑顔で俺の所に来たヘゥインはどこか悲しげな雰囲気をしていた。何があったのかはよく分からないが、村の人たちに何か言われたのは事実だろう。エレナードにはヘゥインを傷付ける度胸がないからな。でも、何を言われて傷付いたんだろう。
「ウィル・・・」
「何か言われたのか?」
目を伏せ、小さくため息を吐いた所を見ると図星だろう。図星だった時によくため息を吐く癖があるもんな。