絶対に守るから。
仮に助けたから執着されているのだとして、今助けているから執着されるのであればなるべく他の人に任せればなんとかなるだろう。でも、今ではない。彼女を“初めて”助けたから執着されているのだとしたらそれは変えようがない。過去のせいで執着しているのだとしたら、彼女が諦めるか俺の我慢が限界を迎えるかのどちらか1択になるだろう。
「嬉しそうに話していたわよ~?あんた、無愛想で苦手だったけど姫様には信頼されているのね」
「俺も尊敬しています!」
負けじとと言うように急に大きな声を出したミオラスに、思わず笑ってしまった。張り合ってどうするんだと。でも、信頼が今の彼女の行動を生み出しているのだとしたら、俺はどうしたら良いんだ。
「嬉しそうに話していたわよ~?あんた、無愛想で苦手だったけど姫様には信頼されているのね」
「俺も尊敬しています!」
負けじとと言うように急に大きな声を出したミオラスに、思わず笑ってしまった。張り合ってどうするんだと。でも、信頼が今の彼女の行動を生み出しているのだとしたら、俺はどうしたら良いんだ。