絶対に守るから。
彼女の信頼とミオラスの尊敬はきっと別の所でうごめいているものであるのに、種類の違う者同士が張り合った所でと思えてならない。こういうところが天然だというんだ。本人はちゃんと自覚しているのか。いや、きっと自覚はしていないだろうな。だから、俺だってと強気になっているんだ。
いや、ミオラスにむきになられても困る。俺は男として女を愛している。というより男として彼女を愛してしまっている。だからミオラスじゃなくても好意を持たれると迷惑だ。
「まぁ!妬けちゃうわぁ!」
「なぁ、リオ。お前がここにいるって事は誰が姫の護衛に付いているんだ?」
何で分からないんだというようにきょとんとした表情を俺に向けているリオディナに少し腹が立った。けれど、元国王と二人きりというわけではなさそうだな。
いや、ミオラスにむきになられても困る。俺は男として女を愛している。というより男として彼女を愛してしまっている。だからミオラスじゃなくても好意を持たれると迷惑だ。
「まぁ!妬けちゃうわぁ!」
「なぁ、リオ。お前がここにいるって事は誰が姫の護衛に付いているんだ?」
何で分からないんだというようにきょとんとした表情を俺に向けているリオディナに少し腹が立った。けれど、元国王と二人きりというわけではなさそうだな。