絶対に守るから。
俺に都合の良い解釈をしていただけだった。彼女の言葉に期待を持ちすぎていたんだ。でも、期待せずにはいられなかった。だって、彼女が俺の目をしっかりと見ながら勘違いさせるような事を言うから。
「ねぇ、ミオラス。明日も迎えに来てくれる?」
「姫が登っておられれば何度でもお迎えに上がります。俺は姫の専属の兵士ですから」
他の誰でもない。迎えに来てほしいんだと俺だけに頼んでいる。新米で時間の自由が利きやすい俺が彼女の日常的な世話をしている。高い所へ登った時はほとんど俺が連れ戻しているし、先輩たちより彼女の行動を把握している。戦闘になれば何も出来ない俺だけど、彼女に求められている召し使いは俺なんだって事で良いんだよな。
自分で迎えに行くと言っておいて恥ずかしくなってしまった。
「ねぇ、ミオラス。明日も迎えに来てくれる?」
「姫が登っておられれば何度でもお迎えに上がります。俺は姫の専属の兵士ですから」
他の誰でもない。迎えに来てほしいんだと俺だけに頼んでいる。新米で時間の自由が利きやすい俺が彼女の日常的な世話をしている。高い所へ登った時はほとんど俺が連れ戻しているし、先輩たちより彼女の行動を把握している。戦闘になれば何も出来ない俺だけど、彼女に求められている召し使いは俺なんだって事で良いんだよな。
自分で迎えに行くと言っておいて恥ずかしくなってしまった。