Deal×Love
次の日の朝、起きたら身体から怠さはかなり消えていた。

海さんは昨日の夜もお粥を作ってくれた。
しかも調子が悪くなったら夜中でも自分を起こしてって言ってくれて……。

海さんはもう起きてるかな?
時計を見ると時刻は七時。

とりあえずパジャマを着替えよう。
彼にパジャマ姿見せるのは恥ずかしいから……。


「椿さん、おはよう。風邪はどう?」

服に着替えてリビングに出ると海さんは既に起きていて、キッチンに居た彼は今日も私に微笑んでくれた。
胸が熱くなるのを感じながら私は、「もう大丈夫です」と返す。

「ちょっと確認させて」

そう言うと何かを掴んで私の前に来た。
そして私の顔を至近距離で覗き込むと突然手を私の方へと伸ばしてきた。


『ぴとっ』

「!!?」
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