Deal×Love
「夜だし、騒ぐとアリサちゃんに迷惑になるよ?」

確かに此処は人様の家だ。
私は仕方無くグッと自分を押さえ込む。


「椿、聞いて?俺は椿と離婚するつもりはないよ」

直ぐ様飛んできたのは予想外の言葉。

え?
何を言ってるわけ……?

思わず眉間に皺が寄る。


「俺と一緒に眠りたいって言ってくれた椿の約束を果たしたい」

さっきから何を……


「言い訳、聞いて欲しいんだ」

身体がわなわなと震え出す。

もう我慢ならない。


「聞きたくない!!」

自分を抑えられなくなった私は、見ることすら出来なかった海さんへと向きながら荒げた声を吐き出した。
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