Deal×Love
そして割れ物に触れるみたいに、宝物みたいに優しく私の頬を撫でるから、益々金縛りは解けなくて。

心臓は激しく打ち鳴らし続ける。

息がまともに出来ない。

海さんの顔は、私にゆっくり、近付いてくる。

いっそのこと、すぐに速攻で済ませて欲しい。

だって、このままじゃ、持たない。

ドキドキしすぎて、心臓が爆発寸前……




「二人とも、私を置いて盛り上がるな」


アリサの声と同時に暗かった部屋に明るさが灯る。
私は勢いよく扉の方を見ると、ニヤニヤしているアリサの顔を見つけた。

アリサ、いつから見てたの!?


「声掛けたんだけど、二人ともガン無視」


すいません。
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