2番目に君を、愛してる。
それからも阪本さんは少しも諦めてくれず、新藤さんの送り迎えがなかったら私は学校を休んでいたはずだ。
休む理由を新藤さんに言わなければいけないため、重い身体を引きずって登校していた。
校門に立つ新藤さんの姿を見て、無事に今日も一日が終わったことに安堵する。
掃除当番で少し遅くなっちゃったな。
新藤さんに駆け寄ったところで、隣りに並んだ影に気付くーー
「…阪本さん!?」
「波木さん、お兄さんになかなか会わせてくれないんだもの。来ちゃった」
はい?
あからさまに嫌な顔してみたが、阪本さんはお構いなしに新藤さんに近寄った。
「先日、助けて頂いたお礼がどうしても言いたかったのです。私、阪本 絵梨佳と申します」
「新藤です」
「新藤さん!お礼をさせてください!」
いつもより高い声で阪本さんは新藤さんに詰め寄る。
気が合いを入れてきたのかメイクもバッチリだ。
「これからお茶でもいかがですか?」
その誘いに新藤さんは私を見た。