2番目に君を、愛してる。

休憩時間は新藤さんの隣りで勉強することに決めていた。

背中に太陽の光を浴びて、リラックスした気分で教科書をめくる。



「なっちゃん」

ん?


新藤さんの静かな声で重い瞼を開ける。


「休憩時間、終わりだよ」


「うそっ、ごめんなさい…」


新藤さんの肩に頭をのせて眠ってしまっていたようだ。


「本当は寝かせてあげたかったんだけど、ごめんね」


「…いえ!」


気持ちの良いお昼寝だった。


「無理してない?」


「全然大丈夫です!いってきます!」


敬礼をしてバイトを再開する。

次のバイト代で、新藤さんに美味しいものでもご馳走したいな。


< 126 / 258 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop