2番目に君を、愛してる。
腕と腕が触れ合う。
さっきまで眠かったのだが、少し目が冴えてしまっている。
「照れるね」
「寝顔見られるのは確かに照れますね」
「…そうだね」
壁際を向いて新藤さんに背を向ける。
新藤さんの寝顔は何度も見ているけれど、こちらのブサイクな寝顔を見せるわけにはいかない。
「…嫌だったら、そう言って」
「え?」
温もりが近付いた。
背中越しに新藤さんの体温を感じる。
「新藤さん…?」
「おやすみ」
新藤さんの腕は私のお腹に回り、
足を絡められ、
背後から優しく抱き締められた。
私は彼の抱き枕にでもなったのだろうか。
「……」
「嫌ならすぐに離れるよ」
「どうして…」
この距離ではうるさい心臓の音を聞かれそうで恥ずかしい。
「2番目に君を、愛してるから」
耳元でそう囁かれた。