2番目に君を、愛してる。

朝ご飯を買いに行ったという新藤さんはすぐに戻って来ずに、美崎さんと2人でコーヒーを飲んだ。


「なっちゃんお腹空いてる?」


「まだ大丈夫ですよ」


「でももう11時だし!どっか食いに行こうか?」


「新藤さんが買ってきてくれますし…」


「俺と2人で出掛けるの嫌なの?」


じっとこちらを見て可愛く尋ねられるものだから、首を横に振って全力で否定する。


「いずれ同居生活は解消するだろうけど、なっちゃんは寂しいとは思わないの?」


今度は突然の質問だ。


「…寂しくはないです。だって私たちが離れる時は、事件が解決した時ですよね?それなら私は一刻も早く事件が解決して欲しいです」


もっと一緒に居たいなんて子供のようなことは言わない。


「少し意外な答えだったよ」

「…新藤さんは、どんな事件を追っていたのですか?あんなに傷を負ってまで」


思い切って聞いてみた。

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