2番目に君を、愛してる。

「俺と?どこか行きたい場所でもあるの?」


「場所はこれから考えますので、日帰りで少し遠出しましょうよ」


「俺は構わないけど」


よし。男に二言はないですよね。

少し腑に落ちない様子だ。


「ありがとうございます!ただ約束してください」


不思議そうな顔をして新藤さんは言った。


「なにかな?俺にできることなら」


「新藤さんはお金を一銭も出さないでください。私のバイト代で行ってください」


予想通り渋い顔をされた。

バイト代には手をつけておらずそれなりの貯蓄もある。日帰りとは言わずに何泊かできる金額だが、そこまで新藤さんを巻き込むわけにはいかない。

温泉にでも入って羽を伸ばして帰ればいい。


「それは無理なお願いだよ」


「私のわがままに付き合ってもらうんですよ?それくらいは当然です」


あっさり聞き入れてくれるはずがないことは分かっている。それでも今回は引き下がりませんよ!
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