2番目に君を、愛してる。

目を合わせてくれず、新藤さんは続けた。


「青山先生ってどんな先生なの?」


「はい?」


「なっちゃんを子供扱いしないんでしょ」


「…子供扱いしないというか、先生自体が子供というか…いつも私たちと同じ目線にいてくれるんです」



"それならここにも、青山先生と来れば良かったね"と彼は言ったけれど。

ーーもし一緒に来たのが青山先生だったら?
そんなことは想像できない。


青山先生と2人で出掛けるなんてことは、ありえないだろう。誘われたって断るよ。

他の生徒に見られて余計な噂をたてられたら面倒だし。


「でも、今日一緒に来てくれたのが新藤さんで良かったです」


「気を使ってくれなくても大丈夫だよ」


どうして自分が"子供"であることが、こんなにも腹ただしく、時に虚しいのか、その理由が分かった気がする。




たぶん、私はーー、



新藤冬樹という人物が、



ーー好きなのだ。





だから子供扱いされることに息苦しさを感じる。



薄々気付いていた"好き"という感情と、
これからどう接していけば良いのだろう。


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