2番目に君を、愛してる。
強い痛み止めの副作用なのか新藤さんはすぐに眠ってしまった。
並んで引いた布団の間を開ける程のスペースはなく、端を少し重ねてやっと引けた。
見慣れた天井を見つめる。
夜は上手く眠れない。
眠れない時間はつまらない参考書を読んで過ごしている。生活態度に問題があっても多少、勉強ができれば教師は小言を口にしないからだ。
勉強が全てではないと学校では様々なことを教えて行事なども多いが、結局、学力や学歴で計られる世の中は矛盾している。
ちっぽけな高校3年生。
どこにでもいる平凡な私の元に、突然現れた男。
明日から非日常を送ることとなるだろう。
まぁ、それもいい。
最近、兄が顔を見せないものだから退屈してたんだ。