2番目に君を、愛してる。
「そんなことしなくていいです!」
ご飯を作っている間に、いつの間にか手際よく布団を畳む新藤さんを全力で止める。
「大丈夫。もうだいぶ…」
「絶対安静です!早く、座ってくたさい」
新藤さんの手から布団を剥がす。
「気を遣って頂いていることは有難いですけど、反対にこちらも気を遣うので、大人しくしてください」
「俺にできることないかな?」
「お願いしたいことが、いくつかあります。怪我が治ってからお願いしてもいいですか?」
「もちろん。俺にできることなら」
「勉強を教えて欲しいです。あと、高校の三者面談に来てくれませんか。絶対に家族が来ないといけないから、兄のフリして…」
「了解。その約束、果たさせてもらうよ」
「ありがとうございます!」
勉強はともかくとして、どうして両親を面談に呼ばないのか新藤さんは聞かなかった。
まぁ私の事情に興味はないのだろう。