2番目に君を、愛してる。
「兄貴って俺よりカッコいいわけ?」
不敵な笑みを浮かべた美崎さんと目が合う。
「新藤よりもか?」
「……」
なんて答えたら良いのだろう。
失礼のない返事をしないと。
「俺たち婦人警官の中では1位、2位を争う人気なんだよ。顔も良くて仕事もできる男って素敵すぎるだろ」
私は今、1位と2位と同じ車内の空気を吸っているのか。
本当に、非日常だ。
「俺も新藤も、今、フリーだから」
「え?」
冗談まじりでの言葉に食い付く。
「新藤さんって彼女いますよね?」
後ろを振り返り新藤さんに同意を求める。
目を合わせた新藤さんは苦笑いした。
どういうこと?
「昨日、別れたんだって」
代わりに美崎さんはあっさり答えた。