2番目に君を、愛してる。
「青山センセー、ここ分かんないんですけど!」
「あ、俺の担当教科じゃねぇぞ」
「良いじゃん、教えてください!」
「仕方ねぇな…」
突然生徒から話しかけられて面倒くさそうにしながらも、見せられたプリントを見る目は真剣だった。
少し雑な口調も、生徒と距離を近付けるための彼なりの配慮だと気付いた時から、不良のような男は教師にしか見えなくなった。
例え他クラスの生徒だろうと、落ちこぼれだろうと、青山先生は生徒に平等だ。
きっと親身になって私の相談にものってくれるだろうが、昨夜のことは話せない。
教師として彼はこれから始まるであろう奇妙な共同生活に、断固反対するだろうから。
青山先生、ごめん。
自称刑事の男性を、貴方に兄として紹介することを許して欲しい。