2番目に君を、愛してる。
「あれ?嫌?」
すぐに返事をしなかったため、美崎さんは笑って聞いてきた。
「…奢りとか好きじゃなくて」
未成年という点でお金を稼いでいる美崎さんに奢ってもらうことは普通かもしれないが、私なんかにご馳走したところで美崎さんの徳にはならない。
「そんな律儀なこと言うんだ。今時、珍しいね」
「遠回しの断り文句だよ」
やっと新藤さんの助けが入った。
「なんだよ、おまえには聞いてねぇよ」
「酒飲みたいと言う前に仕事しろ。山積みの報告書があるだろ」
「俺にデスクワークをしろと?」
「それも重要な仕事だろう」
「クソだるい」
いつの間にか話題が変わっている。
いや、新藤さんがすり替えてくれたのだろう。