2番目に君を、愛してる。
普通、見た目の良い人って性格悪いことが定番じゃなかったけ。
兄だって、私以外の人に対しては鬼のように冷たい。特に女性の扱いは酷い…。
まぁ確かに世の中には上辺だけ繕う人も沢山いるだろうけど、新藤さんは違う気がする。
だって、私に繕ったところで良いことなんてひとつもない。
むしろ彼を助けたことによって彼自身の迷惑や負担になってしまった現実だ。
「新藤さんのお家は高級マンションですか?ひとり暮らしされてます?」
「ひとり暮らしだけど、そんな良い暮らしはしてないよ」
「高層階でワインを片手に夜景を堪能している印象ですよ?」
その隣りには綺麗な彼女がいて。
顔を見合わせて微笑みながら、幸せな時間を共有していそう。
「残念ながらワインというか、あまり飲酒自体しないかな。それに男のひとり暮らしなんて寂しいものだよ」
「分かります。私もひとり暮らしが長くて、無性に寂しくなる時があります」
人恋しい夜。
きっと、私たちはそんな夜に出逢ったのだろう。