2番目に君を、愛してる。
しまった、そう気付いた時にはもう遅い。
背を向けているから新藤さんがどんな表情をしているかは見えないが、返事がないことが答えだ。
きっとひかれてる。
「つ、つい話しすぎてしまってごめんなさい!気持ち悪いですよね!ブラコンすぎてキモイってよく言われるのに、油断しました!」
「そう?家族愛、素敵だと思うよ」
え?
いつもとは違う反応に、恐る恐る後ろを振り返る。いつの間にか立ち上がっていた新藤さんは私の前に立った。
「魅力的なお兄さんなんだね」
少しかがみ、私と目線を合わせて至近距離で言った。
「お兄さんを大好きなことで君が恥じることなんて、何ひとつないよ」
その一言に、救われた気がした。