2番目に君を、愛してる。
遠慮する新藤さんをなんとか先に風呂場に向かわせてホッと一息つく。
お風呂から出たら勉強を教えてくれるというので、早速参考書を広げた。
金銭面的に塾には行けないため、とても助かる。
青山先生はそんな私の事情を察して気にかけてくれているが、人気者の先生に質問することに気が引けて結局、大丈夫と言って交わしてしまう。
良い大学に入ることで良いお給料をもらえるとは限らないが、可能性が少しでも高いのであれば目指すしかない。
私には祖父の援助金を全額返金するという、大きな借金がある。
一刻も早くーー
「シワ寄ってるよ?」
突然声を掛けられ、心臓が跳ねる。
扉に寄りかかった彼は、頭の上にタオルを置いて自分の眉間を叩いていた。
いつの間に…
兄のものであるスエット上下は彼にフィットしていて、着替えには困らなそうだ。
前髪がオールバックになっていて、より大人っぽい印象を受けた。