2番目に君を、愛してる。
タオルで髪を拭いている新藤さんにドライヤーを差し出す。
「乾かせますか?」
まだ腕などが痛むのであれば昨夜のように乾かしてあげようと思った。
濡れた髪が首に張り付いた姿が妙に色っぽく、何も考えずにドライヤーを握っていた昨夜とは大違いだ。
まぁ昨日は緊迫した状況だったしね。
「昨夜は気持ち良かったから乾かしてもらえるのは嬉しいな」
まさかの答えに戸惑うが辛うじて頷く。
「…冗談だよ。さぁ、君もお風呂に行っておいで」
「はい……」
「借りるね」
私の手からドライヤーを受け取る。
ああ、冗談で良かった。
ーー新藤さんの魅力に堕ちそうになる。
顔面偏差値だけでなく性格まで最高レベルなんて、文句のつけようがないよ。