2番目に君を、愛してる。
なんとなく気まずい雰囲気のまま本屋を後にしたからか、気を遣ってアクセサリーショップに立ち寄ってくれた。
「どういうものが好み?」
「え?」
「君の学校、アクセサリー類は禁止されてないよね?校門で見た限り、ピアス開いてる子も多かったし」
ディスプレイされているネックレスやイヤリングは高価なものではなく、学生でも頑張れば手を出せる値段だった。
「…あまり興味なくて」
自分を飾るための贅沢はーー興味ないとは言い切れないが、持っていなくても困らないものには手を出さないようにしている。
「それなら俺が選んでもいい?」
「え?」
「あの夜、助けてもらったお礼をさせて」
「そんな!さっきパフェ奢ってもらいました!もう十分ですよ」
こちらの反論など聞きもせず、新藤さんは店の奥に入ってしまった。
キラキラと光るネックレスを見て、なにも思わない女子高生なんていないだろう。
私だって、いつか好きな人とお揃いのリングをしたいという憧れはあるんだ。