2番目に君を、愛してる。

「許さない」


それが彼の返事だった。


「俺が許さないと言ったら君はなにをしてくれるの?」


「なんでもします。私になんてできることはたかが知れてますが、出来る限りのことはします」


頭を下げる。
私だって勝手にあれこれ見られることは、たまらない。

一度、兄宛に書いたラブレターを祖父に勝手に見られて、激怒したことがある。
一週間祖父を無視し続け、許す代わりに志望高校の学費を立て替えて欲しいと交換条件を出した。

その出来事があったからこそ、私は高校に通えているのだ。


「なんでも?」

「はい!殴られても構いません」

「くくくっ…」


私の発言がおかしかったのか、新藤さんは笑った。


「いくらなんでも女の子は殴らないよ。…まぁ良いや」


新藤さんは真っ直ぐに私の目を見た。


「今からホテルに行こうか」


私の中の答えを探しているかのような鋭い視線を向けられ、固まった。

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