2番目に君を、愛してる。
新藤さん…?
「ーー以上、大人からの人生指導でした」
一瞬にして重苦しい空気が消えた。
「怖がらせたかな?」
「……」
「けれど謝らないよ。軽率な発言をした君にぜひ反省して欲しいね」
彼の吐息がかかり、来た時と同じようにシートベルトをしめてくれた。
そしてすぐに温もりは離れた。
車が前進しても、言葉を発することができなかった。
やっと息ができる…。
動揺して、ひとりで慌ててーー彼の冗談を真に受けてしまったのだから、穴があったら入りたい。
恥ずかしい。
本気で、ホテルに連れて行かれるのかと思った、自分がひどく恥ずかしい。
「……」
「……」
家に着くまで私は一言も口を利かなかったし、彼も話しかけてこなかった。