溺愛本能 オオカミ御曹司の独占欲には抗えない
さすがスーパー事務員。

前も総務の仕事をしていたから、まだシステムには不慣れだけど、仕事内容に戸惑いはない。

翔太君の教え方が上手くて、すんなり頭に入っていく。

まだ初日だけど、ここでやっていけそうな気がした。

遥の会社の社員だけあってみんな高学歴だけど、気さくに声をかけてくれるし、重いものを持っていると必ず誰かが「僕が持ちますよ」と声をかけてくれる。

みんなジェントルマンで、職場の雰囲気もいい。

男ばっかりの職場もいいなって思える。

「では、楓さん、ランチ行きましょうか」

翔太君が有無を言わせぬ笑顔で誘ってきて、隣のビルの中にあるお洒落なステーキハウスへ。

落ち着いた感じの個室に通され、席に着くと、慣れた様子で店員からメニューを受け取る翔太君。

なんか高そうな店。

キョロキョロ周りを眺めていたら、彼からメニューを見せられた。
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