溺愛本能 オオカミ御曹司の独占欲には抗えない
つい最近まで、結婚から逃げたい男だって思ってた自分が恥ずかしい。

ちゃんと私との人生設計を考えてくれてたんだ。

「お前に隠してて悪かったが、いろいろ将来見据えて準備したら楽しくてな。土地の他にもベビーベッドとかベビーカーとかカタログ取り寄せて、いくつか候補は絞った。あとは、お前の意見聞いて決めるだけ」

そう言って極上の笑みを浮かべる男。

そんな顔を見たら、彼が嬉しそうに子供を抱っこしている姿が頭に浮かんだ。

素敵なパパになりそう。

女ったらしのイメージがあって以前は彼のことを毛嫌いしていたけど、今思い出してみると、私が小さい頃はすごく可愛がってくれたんだよね。

「ここに三人で住もう。また次が出来るかもしれないが」

遥はウィンクすると、私を捕まえて背後から抱き締めた。

「幸せにする」

耳元で囁く彼。
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