わたしと専務のナイショの話
「ありがとうございます。
これはお気に入りの服なんです。
でも、そういえば、下着は大型量販店のだったな、とか思ったり」
「……レストランの人は服めくって見ないからな」
いや、それはわかっているのだが、緊張のあまり、いろいろ考えてしまうのだ。
っていうか、専務の前で、うっかり、下着とか言ってしまった、と赤くなりながら、のぞみは言った。
「スーツでも、チラリと見えるだけのシャツこそいいものを着ろというではないですか」
「下着はチラリとも見えないだろうが……」
まあ、と京平は笑い、
「俺はそのうち見るかもしれないけどな」
と言う。
いや、見せませんよ。
っていうか、なんでこんな話に。
ああ。
専務が、仕事帰りにこんなゴージャスな店に連れてくるからですよっ、と動転しながら、
「今度、樫山さんに、専務にいい店だと言って、その辺の小洒落た居酒屋を教えてくれるよう言っときます」
と言って、
「いや……直接、俺に言え」
と言われてしまったが。
これはお気に入りの服なんです。
でも、そういえば、下着は大型量販店のだったな、とか思ったり」
「……レストランの人は服めくって見ないからな」
いや、それはわかっているのだが、緊張のあまり、いろいろ考えてしまうのだ。
っていうか、専務の前で、うっかり、下着とか言ってしまった、と赤くなりながら、のぞみは言った。
「スーツでも、チラリと見えるだけのシャツこそいいものを着ろというではないですか」
「下着はチラリとも見えないだろうが……」
まあ、と京平は笑い、
「俺はそのうち見るかもしれないけどな」
と言う。
いや、見せませんよ。
っていうか、なんでこんな話に。
ああ。
専務が、仕事帰りにこんなゴージャスな店に連れてくるからですよっ、と動転しながら、
「今度、樫山さんに、専務にいい店だと言って、その辺の小洒落た居酒屋を教えてくれるよう言っときます」
と言って、
「いや……直接、俺に言え」
と言われてしまったが。