御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
車が走ること数十分。
窓から見える景色はすっかり山を抜けて街中に出ていた。
この間、無理やり助手席に座らされたものの、隣で楽しそうに喋る大和田さんの言葉はほとんど無視していた。
彼が車を停めたのは、この辺りで一番大きなショッピングモールの駐車場。
一番大きな、と言っても、庶民的なイメージが強いため今まであまり足を運んだことはなかった。
「日用品買うだけだから充分事足りるよ」
にっこり笑顔でそう言われ、まあそれはそうだろうと私も思う。
まるで私が高級デパートの高級用品しか求めない人間だと言われたようで少しムッとしたけれど。
この人、御曹司のはずだけど感覚は割と庶民派なのだろうか。
運転手くらいいるはずなのに自分で車の運転しちゃうし、さっきの車中もテレビ番組の話とかしてきたし、王子様のような顔とオーラ以外は、確かに御曹司を感じさせない。
でも。
「足元、気を付けて」
車を降りた後、スマートに助手席まで回ってきて、外側からドアを開けてくれる。
そういう気遣いも含め、一つ一つの所作が余裕があり、どこか優雅で気品があり、この人はやっぱり育ちの良い御曹司なのだなと改めて認識させられる。
別に御曹司には興味はないけれど、彼から感じる王子様的オーラには、気を抜いたら心を激しく揺さぶられそうな気がしてしまうのだ……。
窓から見える景色はすっかり山を抜けて街中に出ていた。
この間、無理やり助手席に座らされたものの、隣で楽しそうに喋る大和田さんの言葉はほとんど無視していた。
彼が車を停めたのは、この辺りで一番大きなショッピングモールの駐車場。
一番大きな、と言っても、庶民的なイメージが強いため今まであまり足を運んだことはなかった。
「日用品買うだけだから充分事足りるよ」
にっこり笑顔でそう言われ、まあそれはそうだろうと私も思う。
まるで私が高級デパートの高級用品しか求めない人間だと言われたようで少しムッとしたけれど。
この人、御曹司のはずだけど感覚は割と庶民派なのだろうか。
運転手くらいいるはずなのに自分で車の運転しちゃうし、さっきの車中もテレビ番組の話とかしてきたし、王子様のような顔とオーラ以外は、確かに御曹司を感じさせない。
でも。
「足元、気を付けて」
車を降りた後、スマートに助手席まで回ってきて、外側からドアを開けてくれる。
そういう気遣いも含め、一つ一つの所作が余裕があり、どこか優雅で気品があり、この人はやっぱり育ちの良い御曹司なのだなと改めて認識させられる。
別に御曹司には興味はないけれど、彼から感じる王子様的オーラには、気を抜いたら心を激しく揺さぶられそうな気がしてしまうのだ……。