御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
でも。
「そうだ。はい、日和」
歩きながら、大和田さんが突然私に手の平を見せてくる。
その行動の意味が理解出来ず、首を傾げてみせると、
「これから夫婦になるわけだし、せっかく愛を深めるための同棲をしてるんだから、手繋ごうよ」
と、サラッととんでもないことを言ってくる。
冗談じゃない! そんなことしたら、周囲からの視線がますます突き刺さるーー
って。そうじゃないでしょ、自分。それじゃあまるで、周囲に誰もいなければ手を繋いでもいいってことじゃん……。
そんなことを考えていると、こっちの意思は関係なく、スマートに手を繋がれる。
心臓がドキッと大きく飛び跳ねて、慌ててその手を払い除けようとするけれど、ギュッと握り締められて振りほどけない。
……違う。多分、全力で振り払えばこの手は解放される。
嫌がる素振りは見せながらも、本気で嫌がってはいない自分に気づく。
……私、どうしちゃったんだろう。
「そうだ。はい、日和」
歩きながら、大和田さんが突然私に手の平を見せてくる。
その行動の意味が理解出来ず、首を傾げてみせると、
「これから夫婦になるわけだし、せっかく愛を深めるための同棲をしてるんだから、手繋ごうよ」
と、サラッととんでもないことを言ってくる。
冗談じゃない! そんなことしたら、周囲からの視線がますます突き刺さるーー
って。そうじゃないでしょ、自分。それじゃあまるで、周囲に誰もいなければ手を繋いでもいいってことじゃん……。
そんなことを考えていると、こっちの意思は関係なく、スマートに手を繋がれる。
心臓がドキッと大きく飛び跳ねて、慌ててその手を払い除けようとするけれど、ギュッと握り締められて振りほどけない。
……違う。多分、全力で振り払えばこの手は解放される。
嫌がる素振りは見せながらも、本気で嫌がってはいない自分に気づく。
……私、どうしちゃったんだろう。