御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
しかも、私でも敬遠しそうになるほどの高級店だ。
とりあえず彼について店内へ入っていくけれど、こんな所に一体何の用事が……って、そんなの一つしか思い浮かばない。
いらっしゃいませ、と上品な笑顔と丁寧な挨拶を向けてくれる店員さんの横で、大和田さんもまた、笑顔で私に
「好きなの選んでいいよ」
と言ってきた。
「い……いやいや!」
私はブンブンと首を横に振る。こんな高級店でプレゼントをしてもらう理由なんてない!
「え、何を遠慮してるの? 指輪でもネックレスでも何でもいいよ。
あ、もちろん婚約指輪と結婚指輪はまた別にプレゼントするから。今日は同棲開始記念日ってことで、俺からの個人的なプレゼントだよ」
個人的なプレゼント……の度を超している。知り合ったばかりの人から、こんな高価なプレゼントなんて。
「あの、本当に結構なんで!」
何を言っても聞いてくれなそうな気がしたので、私は彼の返事を待つことなく、店の外へ出た。
大和田さんはすぐに私に追いつく。
「あの店じゃ気に入らなかった?」
いや……そういう訳じゃないって。だからそんな心配そうな顔しないで、と思う……。
私、この人の笑った顔にさっきからドキドキさせられっぱなしだけれど、今見せられている、困った子犬のような表情にもキュンとさせられてしまった。
どんな表情をしていても、この人の顔の全てが私のツボらしい……厄介だ。困った。
とりあえず彼について店内へ入っていくけれど、こんな所に一体何の用事が……って、そんなの一つしか思い浮かばない。
いらっしゃいませ、と上品な笑顔と丁寧な挨拶を向けてくれる店員さんの横で、大和田さんもまた、笑顔で私に
「好きなの選んでいいよ」
と言ってきた。
「い……いやいや!」
私はブンブンと首を横に振る。こんな高級店でプレゼントをしてもらう理由なんてない!
「え、何を遠慮してるの? 指輪でもネックレスでも何でもいいよ。
あ、もちろん婚約指輪と結婚指輪はまた別にプレゼントするから。今日は同棲開始記念日ってことで、俺からの個人的なプレゼントだよ」
個人的なプレゼント……の度を超している。知り合ったばかりの人から、こんな高価なプレゼントなんて。
「あの、本当に結構なんで!」
何を言っても聞いてくれなそうな気がしたので、私は彼の返事を待つことなく、店の外へ出た。
大和田さんはすぐに私に追いつく。
「あの店じゃ気に入らなかった?」
いや……そういう訳じゃないって。だからそんな心配そうな顔しないで、と思う……。
私、この人の笑った顔にさっきからドキドキさせられっぱなしだけれど、今見せられている、困った子犬のような表情にもキュンとさせられてしまった。
どんな表情をしていても、この人の顔の全てが私のツボらしい……厄介だ。困った。