御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
言い当てられると何だか恥ずかしい。
でも別に、あそこに飾られている〝あれ〟をプレゼントしてもらいたいとか考えている訳ではない。ただちょっと、ほんの少し、可愛いなと思って気になっただけ……。
たけど上手く言い訳出来ずにいる間に、強引な彼は早速お店の中へと入っていく。もちろん、手を握られたままなので、私も一緒に店内へ足を踏み入れた。
「この辺見てたっけ?」
そう言いながら、大和田さんは先ほど私が目を奪われたショーウィンドウの辺りへと迷うことなく進んでいく。
ここまで強引だと、抵抗する気力もなくなってくる。
だけどやっぱり……自分の趣味を知られるのは恥ずかしく、
「もしかして、これ?」
見事に言い当てられた私は、「……そうです」と答えながらも彼から目を逸らした。
そして彼が手に取ったのは、ウサギの顔をしたモチモチのクッション。
大きさは私の顔が隠せるくらいで、色は白やピンクや黄色や青など数種類あるようだけれど、私が一番可愛いと思ったのは、今大和田さんが手にしているピンクのものだ。
お値段、千百円也。
「俺としては、もっと高価なものを買ってあげたいけど」
「い、いえ! 買ってもらいたい訳じゃ……!」
「ウサギが好きなの?」
「え、あぁ、はい……」
それに関しては今更否定出来ないため、素直に頷く。
でも別に、あそこに飾られている〝あれ〟をプレゼントしてもらいたいとか考えている訳ではない。ただちょっと、ほんの少し、可愛いなと思って気になっただけ……。
たけど上手く言い訳出来ずにいる間に、強引な彼は早速お店の中へと入っていく。もちろん、手を握られたままなので、私も一緒に店内へ足を踏み入れた。
「この辺見てたっけ?」
そう言いながら、大和田さんは先ほど私が目を奪われたショーウィンドウの辺りへと迷うことなく進んでいく。
ここまで強引だと、抵抗する気力もなくなってくる。
だけどやっぱり……自分の趣味を知られるのは恥ずかしく、
「もしかして、これ?」
見事に言い当てられた私は、「……そうです」と答えながらも彼から目を逸らした。
そして彼が手に取ったのは、ウサギの顔をしたモチモチのクッション。
大きさは私の顔が隠せるくらいで、色は白やピンクや黄色や青など数種類あるようだけれど、私が一番可愛いと思ったのは、今大和田さんが手にしているピンクのものだ。
お値段、千百円也。
「俺としては、もっと高価なものを買ってあげたいけど」
「い、いえ! 買ってもらいたい訳じゃ……!」
「ウサギが好きなの?」
「え、あぁ、はい……」
それに関しては今更否定出来ないため、素直に頷く。