御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
そう教えてもらった私は、大和田さんのことをじ、っと見つめた。
子供だったから深い理由はなくて、かっこいいからとか、優しいからとか、多分それだけの理由だったと思うのだけれど……
『じゃあ日和、陽平くんにプロポーズする!』
なんてとんでもないことを私は言ったのだ。
『日和ちゃん、俺のこと好きなの?』
『好き! 陽平くんは日和のこと好き?』
『うーん……』
首を傾げて困った顔をした当時の大和田さん。つい先ほど知り合ったばかりの女の子にこんなこと言われたらこのリアクションが至極当然だと思うのだけれど、当時の私は猛烈なショックを受けて泣きそうになった。
『わわっ、泣かないで〜』
『だって、陽平くんが日和のこと好きじゃないって……』
『好きじゃないとは言ってないよ!』
『じゃあ好き?』
『好きだよ、好き』
泣かれては困る、と思って適当にそう答えただけなんだろうけれど、私はその返事が凄く嬉しかったんだ。
『嬉しい! じゃあ陽平くん、日和のこと絶対に絶対にお嫁さんにしてね!』
うん、と優しい笑顔で答えてくれた、あの時の大和田さん。
自分は大人になったら彼と結婚するんだって信じて疑わなかった。
でも、あれから彼と会うことはなかったし、昔から顔のかっこいい人に惚れやすかった私はその後色んな人に一目惚れしては自然消滅していて……大和田さんのことも、そんな思い出の一つに過ぎず、いつしかそんなことがあったという思い出すら忘れてしまっていた。
子供だったから深い理由はなくて、かっこいいからとか、優しいからとか、多分それだけの理由だったと思うのだけれど……
『じゃあ日和、陽平くんにプロポーズする!』
なんてとんでもないことを私は言ったのだ。
『日和ちゃん、俺のこと好きなの?』
『好き! 陽平くんは日和のこと好き?』
『うーん……』
首を傾げて困った顔をした当時の大和田さん。つい先ほど知り合ったばかりの女の子にこんなこと言われたらこのリアクションが至極当然だと思うのだけれど、当時の私は猛烈なショックを受けて泣きそうになった。
『わわっ、泣かないで〜』
『だって、陽平くんが日和のこと好きじゃないって……』
『好きじゃないとは言ってないよ!』
『じゃあ好き?』
『好きだよ、好き』
泣かれては困る、と思って適当にそう答えただけなんだろうけれど、私はその返事が凄く嬉しかったんだ。
『嬉しい! じゃあ陽平くん、日和のこと絶対に絶対にお嫁さんにしてね!』
うん、と優しい笑顔で答えてくれた、あの時の大和田さん。
自分は大人になったら彼と結婚するんだって信じて疑わなかった。
でも、あれから彼と会うことはなかったし、昔から顔のかっこいい人に惚れやすかった私はその後色んな人に一目惚れしては自然消滅していて……大和田さんのことも、そんな思い出の一つに過ぎず、いつしかそんなことがあったという思い出すら忘れてしまっていた。