騎士団長のお気に召すまま
「団長、俺__レオナルドです。アメリア嬢をお連れしました」
すると部屋の奥から「どうぞ」とシアンの声がする。
アメリアは緊張のあまり唾を飲みこんだ。
その部屋は、奥にある大きな窓が特徴的な部屋だった。窓の向こうには大きなバルコニーまで見え、空の青が遠くに広がっている。
そしてその窓の前には大きく重厚感のある執務机と椅子、部屋の両脇の壁には一面の本棚とびっしり並べられた分厚い革表紙の本。
執務机の前にはローテーブルとソファが置かれていて、数人で会話できるようになっている。
濃い茶色を基調とした落ち着いた重厚感の漂うこの部屋の、執務机で執務をこなしているのがあの青藍の騎士、シアン・アクレイドだった。
シアンは大量の資料を机に積み上げて、手には資料を持ったままアメリアを見ていた。
真っすぐな冷たい目で。
「こ…こんにちは、シアン様」
呆然としていたアメリアだが、はっと我に返ってスカートを持ち上げ挨拶をする。
「…こんにちは」
シアンはそれだけ言ったが、相変わらず気まずい空気が流れている。
何か言った方がよいのだろうか、いや何を言うべきなんだ。
そんなことをアメリアが頭の中で必死に考えていると、いくらか時間が流れたのちにシアンがふうっと溜息を吐いた。
「…まさか、本当に来るとは」
すると部屋の奥から「どうぞ」とシアンの声がする。
アメリアは緊張のあまり唾を飲みこんだ。
その部屋は、奥にある大きな窓が特徴的な部屋だった。窓の向こうには大きなバルコニーまで見え、空の青が遠くに広がっている。
そしてその窓の前には大きく重厚感のある執務机と椅子、部屋の両脇の壁には一面の本棚とびっしり並べられた分厚い革表紙の本。
執務机の前にはローテーブルとソファが置かれていて、数人で会話できるようになっている。
濃い茶色を基調とした落ち着いた重厚感の漂うこの部屋の、執務机で執務をこなしているのがあの青藍の騎士、シアン・アクレイドだった。
シアンは大量の資料を机に積み上げて、手には資料を持ったままアメリアを見ていた。
真っすぐな冷たい目で。
「こ…こんにちは、シアン様」
呆然としていたアメリアだが、はっと我に返ってスカートを持ち上げ挨拶をする。
「…こんにちは」
シアンはそれだけ言ったが、相変わらず気まずい空気が流れている。
何か言った方がよいのだろうか、いや何を言うべきなんだ。
そんなことをアメリアが頭の中で必死に考えていると、いくらか時間が流れたのちにシアンがふうっと溜息を吐いた。
「…まさか、本当に来るとは」