幼馴染の 愛でられ姫
ぎゅっと 手を握り 握り返して
レストラン個室の中へと 進んでいくと
見知った顔ぶれが揃っていた。

『美桜ちゃん 久しぶりだね?
元気にしていたかい?』

『美桜♪ びっくりした?ふふふ』

『美桜ちゃん♪待って居たのよ
この日がくるのを 』

『美桜、こちらに来て座りなさい』


『おじ様 おば様、それに パパ ママ。
これは 一体……』

『美桜、僕言ったよね?
もう 離さないって』

『伊織?』

『もぅ、離れ離れなんて 耐えられないんだ
ずっと、ずっと この日の為に頑張って
きたんだから、 だから 美桜?ずっと
はっきり伝え無かったけれど 美桜が好きだ。
婚約者として 一緒に暮らして欲しい。
……どうかな?』


『伊織……本当に? 本当に私でいいの?』

『いいに決まっている。』

『宜しくお願いします』
(信じられない……伊織とこれから一緒に居られるなんて 夢みたい。)

『言っとくけど 夢じゃないからな?』

(エスパー?)

『エスパーでもない笑』
あはははは

『伊織、笑いすぎ』(笑)


『2人とも おめでとう!さぁ 乾杯だ』


『ありがとうございます……おじ様 おば様
宜しくお願い致します』
美桜は、深くお辞儀をしたのだった。
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