今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
諒介さんに連れられ食堂に行けば、俺の目は自然と朱里を探してしまう。
朝迎えに行った時、オバさん寝坊したって言ってたから多分お弁当作ってないはずなんだけど…
朱里いるかなー。
いたら絶対すぐ見つけられる自信があるのに。
「ねぇねぇ、どこ座るぅ~?ここでいーい?」
「うん、別にいいけど…だから何でギャル口調?最近はそういう女の子と遊んでるとか?」
「…」
俺の質問に答えることなく、諒介さんは適当に椅子に腰掛ける。
すると、遠くの方からこちらを見ていた派手な女子が諒介さんに近付いてくるのが見えた。
「諒介~、今日泊まりに行ってもいい?」
「無理。もう来んな」
「えー、どうしてぇ?いいじゃーん」
「おまえじゃもう勃たないんだよ。それでもいいなら来れば?」
「…なっ、さいってー!死ねっ!」
諒介さんのとんでもない発言に、その子は顔を赤くして怒りながら食堂から出て行ってしまった。
真っ昼間に、しかも学校の食堂で言うようなことじゃないことをサラリと言ってしまうあたり諒介さんらしいけど…
「今日はカレーにしちゃったぁ。ヤバーイ、テンションあがるぅ。テンアゲ~」
本人は全く気にせずギャルごっこ継続してるし。
俺にはこの人がよく分かんないかも。