今日もたっくんに溺愛されちゃっています。




早川くんがあんな人だったなんて…優しくていい人だと思っていたのに。

そんなことを考えていると、身を潜めていた私の前に影ができる。



「朱里、バイト中にかくれんぼ?」



しゃがみ込む私の前には、休憩室から出てきたらしいたっくんの姿があって…

隠れていたのに、いとも簡単に見つかってしまった。


「なんで分かったの?」

「ん?どこにいても朱里を見つけちゃうのが俺だから」



物影に隠れて小さく縮こまっている私を簡単に見つけられるのなんて、きっとこの世でたっくんしかいないよ。




「ねぇ、もしかして…見てた?聞いてた?」

「うん。守ってくれて…ありがとうっ」




飛び付くように抱きつけば、たっくんは優しく私を受け止め、耳元で優しく囁いた。




「守らせてくれてありがとう」




大事な人を守れるのは強い力じゃなく強い心。

私もたっくんを想う心の強さは誰にも負けない──



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