今日もたっくんに溺愛されちゃっています。



夜ご飯は、お鍋いっぱいにカレーを作った。

みんなウマイウマイとたくさん食べてくれて、たくさんあったはずのカレーは見事に空っぽ。

ピカピカになったお鍋とお皿を前に、上機嫌に洗い物をする私の隣にたっくんが並んだ。



「朱里、いつも悪いから俺が洗い物するよ」

「ううん、せっかく友達来てるんだからゆっくりしてて。洗い物終わったらスイカ持って行くね」

「ありがと。じゃあ明日は俺がするから」

「うん、ありがとう」



こういう会話も新婚さんっぽいかも…と、ドキドキしてしまうけれど、たっくんがキッチンから出て行ってしまえば自然とため息が漏れる。



はぁ…シュウくんとハルくんが帰ったらどうしよう。

もうたっくんと一緒に寝ない方がいいし、どうやって断ろうかな…



洗い物を済ませ、半ば憂鬱気分でそんなことを考えながらカットしたスイカを2階にいるみんなのところへ持って行こうとたっくんの部屋へと向かう。


部屋に入る前にノックしようとした時、3人の話し声が聞こえてきて…

無意識の内にドアに耳をくっつけた。


ドキドキ…

盗み聞きなんて趣味悪すぎるけど、たっくんが友達と普段どんな話をするのかすごく気になる…


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