今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
お風呂から上がってたっくんの家に行くと、ちょうどたっくんもお風呂から上がったところだった。
少し濡れた髪を肩に掛けたタオルで拭くたっくんは、何だか色っぽく見える。
「朱里もお風呂だったんだね」
「うん。二人とも帰ったから私も入ってきたよ」
「やっと帰ったか」
「そんなこと言っちゃダメだよ。二人ともすごくいい友達なんだから」
「俺の友達に優しくしてくれるの嬉しいけどさぁ…」
言いながらたっくんは髪の毛を拭く手を止めると私の腕を引く。
そのままソファーに座らされると、包み込むように抱きしめられた。
「今日朝から離れてたから本当はずーっとこうしたかった。早く二人になりたかったんだよ」
「たっくん…」
「でも二人きりになれたのは嬉しいんだけど、さ。なんでまたこんな格好で来るの?」
「え…?」
言われてハッとした。
あれからずっとボンヤリしてしまい、上着を羽織るのも忘れてまたキャミソール1枚で来てしまっていたのだ。
さっき自分の無神経さを自覚したばかりなのに…