今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
「朱里ちゃん、いつの間に2児ママになったの?俺のセフレにはならなかったくせにちゃっかり芹沢との子産むなんてヒドイじゃん」
「ご、誤解ですっ!友達の甥っ子と姪っ子を預かっただけでこの子達は決して私の子供では…!」
「アハハ、冗談だって。そんなに必死になんなくてもいいのに」
なんだ冗談…?
そうだ、この人はこういう人なんだって忘れてた。
「あの…先輩、その子は?」
「ああ、俺の子供」
「!?」
「俺にソックリだろ?」
確認の意味を込めて抱っこされている女の子に目を向けてみると、たしかにすごく先輩に似ている。
これは…冗談じゃなく本当に違いない。
この人、色んな女の人と遊んでたから子供ができたって不思議じゃないし…
「先輩…パパなんだからもうフラフラしたらダメです!奥さんと子供を大切にしてあげてください」
必死に訴えかける私に、先輩は目を見開いて口元を手で覆う。
きっと私の言葉が心に響いて感動したんだろう、と思った瞬間…
晴れ渡る青空の下には、先輩の笑い声が響いた。