今日もたっくんに溺愛されちゃっています。



「朱里ちゃん、ここから俺の家近いしうちでおやつ食わそう」

「先輩の家なんて絶対行きません」

「でも子連れで店入るの大変だし家のがいいじゃん」

「それは…」



たしかにそうだ、と思いながらも相手はあの矢吹先輩。

軽々しく家に行くなんて危険しか感じない。




「絶対行きませ、」

「いいから来い。子供が腹空かせてるのに放っとくなんて親失格だぞ」

「だから私は親じゃ…」

「子供預かった時点で子供にとっちゃ親代わりなんだよ。分かったら来い」



…強引だけど、言ってることは正しい。

預かったら親代わり…そうだよね。

大切な子供を預かってるんだもん。

自分の気持ちは一先ず置いといて子供達の事を一番に考えないとダメだ。



「じゃあ…行きます」

「そう来なくっちゃ。早速友達に電話で色々聞いてもらっていい?アレルギーとかあるとヤバイし」

「そうですよね。分かりました」

「あと今から言うもの食わしていいか聞いて」


テキパキと指示を出す先輩を見て思った。
先輩って…意外と頼りになるのかもしれない。
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